第二、商業映画のタブーとは、ピントが合っていないこと。

   迫力ある映像は、望遠レンズですが、カラーデジタル化で、国別色彩の味なくなりました。
   イタリア映画の暗く甘さの色合いやイギリス映画の硬そうな色合いは、アニメーションやデジタル化で、特色薄れました。
   光と影の芸術です。
   芸術至上主義は、商業映画には通用しません。
   売り上げ利益税金マネージメント大変です。
   同じ画面で、はるか遠い人とすごく近い人。
   その両方のドラマを見る愉しみ。
   無理なんです。
   パンフォーカス無理じゃない。
   同じ画面で遠近違うドラマは、無理です。続きません。

   そこで、登場したのが、SF映画です。
   観る側に、遠いドラマイメージを焼き付けます。
   はるか大昔。
   宇宙の彼方。
   遠いです。
   大昔や宇宙に比べると、あなたの孤独は、小さいものです。
   パンフォーカス両立てドラマ不可能なので、しっかり、遠い大昔です遠い宇宙ですと、観客にイメージ植え付けしないと寂しいテレビドラマになってしまいます。
    
   音楽ライブコンサート漫画アニメ映画みんな寂しいテレビから始まってます。

   テレビ敵視。

   黒澤フェリーニ時代
   ルーカススピルバーグ時代
   キューブリックタルコフスキー時代
   三段階に分けると、黒澤フェリーニ時代は、白黒でよかったんです。
   パンフォーカスとカットバックの繰り返し。
     
悪人敵役と善人味方双方たくさん出演され走ります。大きな声。
 
   ルーカススピルバーグ時代は、言葉ではるか宇宙の話ですと、観客に遠距離イメージ植え付けます。
   逆に、宇宙人や恐竜の遠距離イメージを現代に呼び寄せ見せつけます。

   みなさん、距離がありますよと、遠距離感宣言で大成功。
   映画内で、現代は、宇宙人や大昔人間が、一杯ですと宣言しましょう。
   この遠距離感が、孤独を癒します。
   宇宙人みたいな方恐竜みたいな方、タクシーには、一杯乗って来られます。
   隔勤業務一カ月13日一日30名乗客で、一カ月390名一年4680名十年46800名です。
   タクシー接客業務は、大変です。
   勝ち続けるんです。
   映画では、仲間を作って戦って行きます。

   仲間いない人間は、どうすればいいんですか?
   仲間みたいだけど敵だった。その連続です。
   だまされてばっかりです。
   その寂しさをどうやって癒せばいいのでしょうか?

   そこで、キューブリックタルコフスキー時代です。
   行動します。
   宇宙人恐竜発見逃げろやっつけろじゃないんです。
   案内役します。

   タブーへの案内役として行動します。
   
   超現実主義。
   超神秘主義。

   タクシー運転手で、タブーへの案内行動は、何だろう?
   見えないモノが、見えることだろうか?
    仲間の裏切りだろうか?
    遠距離感が癒しですから、遠く行けない場所へ案内します。